1学期期末テスト必勝アドバイス 理科2年
超重要点 征服テクニック
    ●1分野→電流  ●2分野→動物の世界

理科用語や実験・観察に関する事項,しくみなどが中心に出題される。まぎらわしい内容が多いので,ここでしっかりつかんでしまおう。移行措置での追加内容については

1分野
●まぎらわしい用語
【静電気と電流】
静電気は,電気を通さない2種類の物質をこすり合わせたときに生じる電気。電流は,電気の流れのこと。物質にたまっていた電気が流れ出すことを「放電」という。
【直列回路と並列回路】
回路図抵抗(器)や電球などが直列につながっている回路が直列回路。これに比べて,抵抗(器)や電球などが並列につながれている回路が並列回路。
〔見分け方〕電流の流れる道筋に注目。電流の通り道が1本なら直列回路,枝分かれするなら並列回路。
【導体と絶縁体】
電流の流れやすい物質が導体。また,電流の流れにくい物質が絶縁体。
〔覚え方〕いっぱんには,「導体は金属」とつかんでおこう。
【電磁誘導と誘導電流】
コイルの中の磁界を変化させると,コイルに電圧が生じる現象が電磁誘導。この電磁誘導で生じた電圧によって回路に流れる電流が誘導電流
●ミスしやすい事項
【オ−ムの法則の式】
電圧E=抵抗R×電流I
〔覚え方〕「Eくんのある(R)愛(I)の法則」と暗記しよう。
【直列回路と並列回路での電流や電圧】
各回路で電流と電圧のどちらが等しくなるかよくつかもう。
◆どの部分でも流れる電流の大きさが等しいのは…直列回路
◆どの部分でも加わる電圧の大きさが等しいのは…並列回路
【回路全体の抵抗の大きさ】
2つの抵抗を接続するとき,
直列に接続したとき
 全体の抵抗の大きさは,各抵抗の大きさの和になる。
並列に接続したとき
 全体の抵抗の大きさは, 各抵抗の大きさより小さい。  
【磁界の向き】
磁針(方位磁針)のN極がさす向き
【電流(導線)のまわりの磁界】
電流(導線)を中心に同心円状に磁界ができる。電流のまわりの磁界の強さは,電流の強さに比例し,電流が流れている導線からの距離に反比例する。
【電 力】
単位はW(ワット)。1Wは,1Vの電圧で1Aの電流が流れたときの電力。
【電流による発熱】
抵抗のある導体に電流が流れると,熱が発生する。発生する熱量は,電熱線の消費する電力が大きいほど大きい

2分野
●まぎらわしい用語
【感覚神経と運動神経】
感覚器官からの信号を脳やせきずいに伝える神経が感覚神経で,脳やせきずいからの命令を筋肉などに伝える神経が運動神経。 〔覚え方〕感覚神経は,「刺激→感覚器官(目,耳,皮膚など)→刺激を受け取る→刺激を脳やせきずいに伝える」と押さえておこう。
【ブドウ糖とアミノ酸】
デンプンは消化され,ブドウ糖となって吸収される。
タンパク質は消化され,アミノ酸となって吸収される。
【動脈と静脈】
動脈は,心臓から送り出される血液が通る血管。静脈は,心臓にもどる血液が通る血管。
〔ミス注意〕動脈血は常に動脈中を流れるとは限らない。肺動脈には静脈血が流れ,肺静脈には動脈血が流れる
【赤血球と白血球】
赤血球はヘモグロビンを含み,酸素を運ぶはたらきをする。白血球は体内に入ってきた細菌を殺すはたらきをする。
●ミスしやすい事項
【草食動物と肉食動物の目のつき方】
●草食動物は横向きについている→広い範囲が見わたせる。
●肉食動物は前向きについている→ねらったえものまでの距離がつかみやすい。
【反射の例】
「すばやく起こる」ことから判断。いろいろな反応から反射を選ぶときは,危険から身を守るすばやい行動のものに注目する。
【小腸の柔毛のつくりと養分の吸収】
〔ミス注意〕小腸の壁には細かな柔毛がたくさんある。このため,小腸の表面積が非常に大きくなり,養分の吸収が効率よく行われる。しっかりつかんでおこう。
【消化酵素がよくはたらく温度】
〔覚え方〕ヒトの体温くらいと覚えておこう。消化酵素がよくはたらく温度は30〜40℃くらいで, これより温度が低くなるとはたらきがにぶくなり,これより温度が高くなるとこわれてしまう恐れがある。
【動物のなかま分け】
ヤモリはハチュウ類,イモリは両生類。
〔覚え方〕ヤモリは家を守る(陸上で生活)から家守(ヤモリ),イモリは井戸を守る(水の周辺で生活)から井守(イモリ)と覚えておくとよい。




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