≪地理≫世界の国々を調べよう
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- 【中国】
- 世界一の人口(約13億人)と世界有数の面積。
人口の90%以上を占める漢民族と、50以上の少数民族。
農業は、北部で畑作、南部で稲作、生産責任制導入で生産力向上。
豊富な地下資源をいかした重工業。5つの経済特区についてもおさえておく。
- 【マレーシア】
- マレー系・中国系・インド系住民などからなる多民族国家。
植民地時代に、天然ゴムなどのプランテーションが開かれる。
現在も、木材などを日本に大量輸出。
最近は、ルックイースト政策の成功などでモノカルチャー経済からぬけだす。
東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟。
- 【韓国】
- 1910〜45年まで日本が植民地支配。
1950年から朝鮮戦争勃発。
南部と西部に平地、東部には山地が多い。
セマウル運動で農村の近代化を果たす。
南東部のポハン・ウルサンなどに大工業地域形成。
- 【フランス】
- ラテン民族のほか、アフリカなどからの外国人労働者も多い。
EUの穀倉とよばれ、パリ盆地を中心に小麦の混合農業、南部ではぶどう栽培などの地中海式農業。
航空機・自動車生産もさかん。
- 【ドイツ】
- ルール工業地域を中心とするヨーロッパ最大の工業国。
国際河川ライン川の汚染と環境問題。
リサイクル運動などへの取り組みもさかん。
- 【オランダ】
- 国土の4分の1が干拓地ポルダー。
ライン川河口のユーロポート。
- 【イタリア】
- かつて、ローマ帝国が地中海世界を統一。
北部で工業、南部は農業がさかん。
- 【イギリス】
- 世界ではじめて産業革命をなしとげ、「世界の工場」とよばれた。
北海油田の開発で、石油の輸出国に。
- 【アメリカ合衆国】
- 西に高くけわしいロッキー山脈、東に低くなだらかなアパラチア山脈。
ミシシッピ川流域のプレーリー。
世界各地からの移民が多く、白人などのほか、ヒスパニックが増加、人種のサラダボウルとよばれる。
「世界の食料庫」、北部・中部での小麦生産はじめ、食料生産が多く、大量に輸出。
メサビ鉱山の鉄鉱石とアパラチア炭田の石炭。
五大湖沿岸の鉄鋼業・自動車工業、メキシコ湾岸の石油化学・航空宇宙産業。
近年はサンベルトでの工業生産が増加。
- 【オーストラリア】
- 日本のほぼ真南にあたる。
白人のほか、先住民族のアボリジニ。
羊の放牧や、小麦栽培がさかん。
北西部で鉄鉱石、東部で石炭を多く産出。
オーストラリアにとって日本が最大の貿易相手国。
- 【ケニア】
- 国土の中央部を赤道が通る。
茶・コーヒー豆の生産がさかん。
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≪地理≫自然環境の特色
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- 【世界と日本の地形】
- 環太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯の位置を覚えておこう。
日本の川は、短く流れが急で、流域面積がせまい。
川がつくる地形の扇状地と三角州は、土地利用とともに覚えておく
- 【世界と日本の気候】
- 世界の気候は、熱帯・乾燥帯・温帯・冷帯・寒帯の5つに分けられる。
偏西風と季節風のちがいをしっかりおさえておこう。
日本の気候区分は、降水量によって見分ける。
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≪地理≫人口の特色
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- 【世界と日本の人口構成と変化】
- 世界の人口は、60億をこえ、そのうち中国が5分の1を占めている。
日本の人口ピラミッドは、つぼ型で少子化と高齢化が進んでいる。
日本の過疎と過密の地域、またそれぞれが抱える問題点を表にして整理しておこう。
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《歴史》文明のおこりと日本の成り立ち(旧石器〜弥生時代)
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- 【年代の表し方と世紀】
- 年代の表し方には、イエス=キリストの生まれた頃を基準にした西暦と、日本には7世紀の中ごろから中国にならった「昭和」「平成」などの年号(元号)がある。世紀については、1世紀が100年であることをおさえておこう。つまり、645年は7世紀、1192年なら12世紀になる。
- 【文明のおこり】
- 最古の人類は、アウストラロピテクス。人類の直接の祖先であるクロマニヨン人とまちがえないように。四大文明については、どの川の流域に発生したのか、文字はといった特色を表にしておくといいよ
- 【縄文文化と弥生文化】
- 縄文時代=縄文土器=磨製石器、弥生時代=弥生土器=金属器といっように、特長をセットにして覚えておこう。打製石器と磨製石器、土偶と埴輪など取り違えないように整理しておこう。
- 【日本の古代国家のおこり】
- 卑弥呼の時代の中国は魏、大和国家と朝鮮(高句麗・新羅・百済)の関係など、大陸との関連をしっかりおさえておこう。古墳がつくられたころに渡来人が伝えた、仏教や漢字、さまざまな技術も要チェック!
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《歴史》古代国家のあゆみ(飛鳥〜平安時代)
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- 【聖徳太子の業績】
- 冠位十二階、十七条の憲法、遣隋使の派遣については、内容と意義をしっかりつかんでおこう。また、仏教を奨励したことも重要で、法隆寺など飛鳥文化と関連させてつかんでおこう。
- 【律令国家の成立】
- 公地公民、班田収授法、租・調・庸など律令制度の重要点は、内容などきちんとまとめておこう。また、律令制度で人々のくらしはどのようなものだったかを、租・調・庸の税制と関連させて理解しておく。
- 【平城京と平安京】
- 2つの都の地図をならべて出題されることが多いので、東大寺・薬師寺=平城京、金閣・清水寺=平安京などと、それぞれの特色をくらべてつかんでおこう。
- 【平安時代の政治の流れ】
- 平安京遷都=桓武天皇、摂関政治の全盛期=藤原道長、院政の開始=白河上皇、武家政権の誕生=平清盛というように、この4人を軸に関連する出来事をまとめておこう。
- 【飛鳥文化・天平文化・国風文化】
- それぞれの文化の特色と内容を表にまとめて覚えておこう。『古事記』『日本書紀』『源氏物語』『枕草子』など重要な作品名は、漢字を間違えずに書けるようにしておこう。仏教については、天台宗=最澄=比叡山延暦寺、真言宗=空海=高野山金剛峰寺というようにセットで覚えておこう。
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《歴史》武家政治の始まり(鎌倉〜室町時代)
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- 【鎌倉幕府のしくみ】
- 鎌倉幕府のしくみ図は、よく出題される。守護・地頭や、将軍と御家人の「ご恩と奉公」の関係は、内容をくらべてしっかり覚えておくこと。政治の実権をにぎった執権の北条氏は、御成敗式目=北条泰時、元寇=北条時宗というように、出来事とセットで覚えておこう。
- 【元寇鎌倉幕府の衰え】
- 元寇の戦いで、幕府を支える御家人の暮らしが苦しくなったのが、鎌倉幕府の衰えの始まりだということをつかもう。
- 【鎌倉文化】
- 武士の気風を表した力強い文化。文学の平家物語、建築・美術の東大寺南大門と金剛力士像はよく出題される。鎌倉新仏教の、宗派と開祖は表にまとめてセットにして覚えておこう。
- 【室町幕府のしくみ】
- 鎌倉幕府のしくみ図とくらべる出題が多い。鎌倉幕府の執権が室町幕府では管領になっているのがポイント。政治を動かした守護大名についても理解しておこう。
- 【勘合貿易(日明貿易)】
- 平安時代末期の日宋貿易とともに、時期・人物・輸出入品などをくらべて表にまとめて覚えておこう。また、この時代の商業など産業の発達についてもまとめておこう。
- 【戦国大名】
- 都で11年も続いた応仁の乱から下剋上の風潮が生まれ、戦国大名が登場する過程をまとめておこう。戦国大名の政策や分国法も表にまとめて覚えておこう。
- 【室町文化】
- 公家と武家の文化が溶合った、簡素で深みのある文化。足利義政の建てた銀閣、書院造がよく出題される。鎌倉文化とくらべてまとめておこう。
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《歴史》全国統一と江戸幕府の成立(安土桃山〜江戸時代初期)
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- 【ルネサンスと宗教改革】
- 14世紀に北イタリアで始ったルネサンスでは、レオナルド・ダ・ビンチ=モナ・リザ、ミケランジェロ=ダビデ像というように人物と作品名をセットにして覚えておくとよい。宗教改革は、ドイツでルターが始め、次いでスイスのカルバンが続いた。旧教側のイエズス会も重要なので、覚えておこう。
- 【新航路の開拓】
- アメリカ到達のコロンブス、インド航路を開拓したバスコ・ダ・ガマ、世界周航を達成したマゼランの一行は、絶対覚えておくこと!
- 【鉄砲とキリスト教の伝来】
- 1543年にポルトガル人が種子島に伝えた鉄砲、1549年にザビエルが鹿児島に伝えたキリスト教。それぞれの年代・場所を混同しないように注意しよう。また、鉄砲伝来の影響についてもまとめておこう。
- 【織田信長と豊臣秀吉】
- 全国統一を目前に倒された織田信長と、後を引き継いで統一を達成した豊臣秀吉については、根拠地や政策、キリスト教対策などを比較して出題されることが多い。表にまとめて、しっかり覚えておこう。
- 【桃山文花】
- 大名や大商人の気風を反映した、豪華で雄大な文化。茶道を大成した千利休、障壁画の狩野永徳を中心にまとめておこう。
- 【江戸幕府の成立としくみ】
- 1600年の関ヶ原の戦いに勝った徳川家康が、1603年に征夷大将軍に任命されて江戸に幕府を開いた。これらの年代は、覚えておくこと。
また、親藩・譜代・外様の大名の種類、武家諸法度による大名統制についてまとめておこう。参勤交代については、出題が多いので注意!
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《歴史》産業の発達と幕府政治の動き(江戸時代)
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- 【諸産業の発達】
- 江戸時代は、幕府や藩の奨励もあって農業を始めとする諸産業が発達した。備中ぐわや千歯こきなど、改良された農具は覚えておこう。
また、交通の発達も重要で、五街道・西回り航路はよく出題される。江戸・大阪・京都の三都など諸都市が発達し、商人が台頭したことも重要。株仲間・両替商などの役割もまとめておこう。
- 【幕府政治の動き】
- 幕府の政治は、担当者と政策を表にまとめて、ちがいをくらべながら全体の流れをつかむとよい。特に、享保・寛政・天保の各改革は重要で、政策の違いと特色をしっかり覚えておこう。
- 【農村の変化と百姓一揆】
- 貨幣経済が農村に広がり、貧富の差が出るなど社会が変化していき、生活苦から年貢の減免などを求めて百姓一揆が多発するようになった。
また、農村で行われた問屋制家内工業と、工場制手工業(マニュファクチュア)の違いはしっかりつかんでおくこと。
- 【元禄文化と化政文化】
- 江戸時代には、上方の町人を中心に発達した元禄文化と、江戸の町人を中心とする化政文化とが発達した。それぞれの時期・重要人物と作品を、表にまとめてくらべながら覚えよう。
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《歴史》日本の開国と明治維新(江戸時代末〜明治時代初期)
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- 【近代革命と欧米諸国】
- イギリス(清教徒革命・名誉革命)、アメリカ(独立戦争)、フランス(フランス革命)の近代革命の内容・時期・場所・宣言などは重要! 表にまとめて、覚えておこう。
また、18世紀後半にイギリスの綿工業から始った産業革命は、工業と社会の変化に注目してまとめておこう。
- 【欧米諸国のアジア進出】
- 産業革命を終えた欧米諸国のアジア進出を、アヘン戦争、インドの植民地化などイギリスの動きを中心に理解しておこう。
- 【開国と江戸幕府の滅亡】
- この時期の動きは複雑なので、事件の流れ図などにまとめておこう。
日米和親条約と日米修好通商条約は、よく出題される。年代・担当者・内容・開港地などをしっかり覚えておこう。
- 【明治維新】
- 明治新政府の政策・改革の内容は、表にまとめて覚えておこう。特に藩籍奉還・廃藩置県、3大改革といわれる(学制・徴兵令・地租改正)内容をしっかりつかんでおくこと。
- 【立憲国家の成立】
- 藩閥政治への不満から起こった士族の反乱から自由民権運動、さらに憲法制定へと続く動きは、年表などを使ってしっかりつかんでおこう。
大日本帝国憲法の内容は重要なので、現在の日本国憲法ともくらべて覚えておくとよい。
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《歴史》日清・日露戦争と近代文化の形成(明治時代)
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- 【日清・日露戦争】
- 2つの戦争は、時期・経過・講和条約の場所・内容などを表にまとめてしっかり理解しておこう。また、三国干渉・日英同盟などアジアに進出してきた欧米諸国との関連もつかんでおこう。また、日露戦争後の1911年に達成された条約改正も重要だ。
- 【朝鮮と中国】
- 朝鮮では1910年の日韓併合、中国では孫文を中心とした1911年の辛亥革命が重要。関連人物と合わせて、まとめておこう。
- 【産業革命と社会問題】
- 日本の産業革命は1880年代に軽工業で始まり、日露戦争前後に重工業が発達した。それとともにおこった、労働争議や小作争議などの社会問題についてもまとめておこう。
- 【近代文化の形成】
- 日本美術の復興につくした、フェノロサ・岡倉天心は覚えておこう。文学や芸術、自然科学の分野ごとに、活躍した人物とその作品や業績を表にまとめておこう。
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《歴史》第一次世界大戦と戦後の動き(大正時代)
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- 【第一次世界大戦】
- 戦争のきっかけのサラエボ事件は要チェック。三国同盟と三国協商は図にまとめて各国の関係をつかんでおこう。日本の参戦や、ロシア革命についてもつかんでおこう。特に、日本の二十一箇条の要求は重要。
- 【国際連盟】
- 第一次世界大戦の講和条約(ベルサイユ条約)で設立が決められた。活動や問題点を、国際連合とくらべてまとめると覚えやすい。
- 【アジアの民族運動】
- 1919年におこった中国の五・四運動、朝鮮の三・一独立運動は、その内容をしっかりつかんでおこう。また、インドの独立運動を指導したガンディーを覚えておこう。
- 【大正デモクラシー】
- 民主主義を求める大正デモクラシーの風潮の中で、本格的な政党内閣が成立するまでを、年表にまとめておくと覚えやすい。民本主義・普通選挙制・治安維持法などは、内容をきちんとつかんでおこう。
- 【大正時代の文化】
- 新聞・大衆雑誌が発達しラジオ放送が始るなど、文化の大衆化が進んだ。文学は、作家と作品名などを表にまとめて覚えておこう
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