定期テスト必勝アドバイス 国語3年
2学期中間テスト
5分前これだけチェック!

「国語なんて勉強する時間がない」とおナヤミのアナタにささげるこのページ。下に書いてある項目をサッと確認しておけば,テスト直前対策に役立つことうけ合いだ。プリントアウトして持っておけばテスト直前のチェックにも使えるぞ!

光村教科書を使っているアナタ!
●「挨拶――原爆の写真によせて」
〔これだけチェック!!〕
この詩は、七連から成る口語自由詩で、原爆の被害者の写真を見た作者が自分の思いを表現した作品。広島の原爆は過去のものではあるけれど、現在でも原爆は存在しており、私たちは、広島のような原爆の恐怖にさらされながら生きているということを、作者は訴えている。
●「故郷」
〔これだけチェック!!〕
二十年ぶりに戻った故郷の姿や再会した人々の姿に言い知れぬ絶望感を抱きながらも、新しい生活への希望を若い世代に託すことで新しい道を歩もうとする、主人公の姿を描いている。
〔これだけ重要漢字〕
畜生(ちくしょう)・脚(あし)・勧める(すすめる)・香炉(こうろ)・慕う(したう)
●「言語(2) 比喩と慣用句」
〔これだけチェック!!〕
比喩は、「まるで……のようだ」「……みたいだ」などを使い、ある物事の性質や様子を、それと似たものや、似たところのあるものを使って表現する技法の一つ。慣用句は、二つ以上の語を組み合わせることで、新しい意味をもつようになった決まり文句のこと。
〔これだけ重要漢字〕
喫する(きっする)・襟(えり)
●「漢字(3) 熟語の読み方 重箱読み・湯桶読み」
〔これだけチェック!!〕
熟語は、「憂愁」のように上下とも音で読むか、「星空」のように上下とも訓で読むものが多い。しかし中には、「草原(ソウゲン・くさはら)」のように、音読みでも訓読みでも読める熟語もある。「台所」のように音+訓で読む熟語は重箱読み、「夕刊」のように訓+音で読む熟語は湯桶読みという。
〔これだけ重要漢字〕
憂愁(ゆうしゅう)・堕落(だらく)・陶器(とうき)・墜落(ついらく)・挟む(はさむ)・猿(さる)
●「話す・聞く 話し合って考えを深めよう パネル・ディスカッション」
〔これだけチェック!!〕
パネル・ディスカッションとは、あるテーマについて異なった意見をもつ人たち(パネリスト)が、聴衆(フロア)の前で意見を発表し、パネリストどうしで討論したあと、フロアが討論に加わるという形式の話し合いだ。話し合うテーマを決め、自分の意見をもち、根拠となる事柄を調べたら、パネリスト・司会者・書記・時計係を決め、打ち合わせをして、パネル・ディスカッションをしよう。
●「音読を楽しもう 古今和歌集 仮名序」
〔これだけチェック!!〕
「古今和歌集 仮名序」は、古今和歌集の撰者の一人である平安時代初期の宮廷歌人紀貫之が書いたとされる、仮名による序文。和歌は、人の心という種から生えた葉のようなもので、世の中に生きているすべてのものは、歌を詠まずにはいられないということが、和歌の本質だと述べられている。
●「君待つと――万葉・古今・新古今」
〔これだけチェック!!〕
「万葉集」=現存する我が国最古の歌集で、奈良時代後期に成立。生活に即した感動を率直に表現したものが多く、歌風は直感的・実感的で、素朴で力強い。/「古今和歌集」=最初の勅撰和歌集で、平安時代初期に成立。優美で繊細な感情、流麗な格調、理知的な作風が特色だ。/「新古今和歌集」=八番目の勅撰和歌集で、鎌倉時代初期に成立。繊細な技巧と豊かな情趣美にあふれ、象徴的な歌が多い。
〔これだけ重要漢字〕
瀬(せ)・緒(お)



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