中学校の新学習指導要領は,平成24年度に完全実施されます。
ただし,理科については,平成21年度から,新学習指導要領の中で実施可能な項目を先行して学習することになっています。
そのため,授業時数も平成21年度から増え,追加で学習する内容があります。
(今の教科書にはない内容を学習するときは,教材を学校から配布されます。)
以下に,各学年ごとに内容をまとめました。

●平成21年4月に中学1年生になられる方

年度 学年 授業時数
(1週間あたり
のコマ数)
追加内容
省略内容
21年度 1年 105(3) 【1分野】
・力とばねの伸び
・重さと質量の違い
・水圧,浮力
・代表的なプラスチックの性質
・(水溶液)
 粒子のモデル
 質量パーセント濃度
・(状態変化)
 粒子のモデル
 粒子の運動
【2分野】
・種子をつくらない植物の仲間
・断層やしゅう曲
・火山岩・深成岩の代表的な岩石
【1分野】
・力のつり合い
 →平成23年度中3で学習
・酸・アルカリ・中和
 →平成23年度中3で学習
【2分野】
なし
22年度 2年 140(4) 【1分野】
・電流が電子の流れであること
・電力量・熱量
・直流と交流の違い
・酸化と還元
・化学変化と熱
【2分野】
・生物と細胞
・無セキツイ動物の仲間
・生物の変遷と進化
・(天気の変化)水の循環
・日本の気象
【1分野】
なし
【2分野】
なし
23年度 3年 140(4) 【1分野】
・力のつり合い
・仕事とエネルギー
・力学的エネルギーの保存
 →旧課程の項目を分割
・(水溶液とイオン)
 水溶液の電気伝導性
 原子の成り立ちとイオン
 化学変化と電池
・(酸・アルカリとイオン)
 酸・アルカリ
 中和と塩
・(エネルギー)
 熱の伝わり方
 エネルギー変換効率
 放射線の性質と利用
・科学技術の発展
・自然環境の保全と科学技術の利用
【2分野】
・遺伝の規則性と遺伝子
・月の運動と見え方
・地球規模でのプレートの動き
・地域の災害
・自然環境の保全と科学技術の利用
【1分野】
・酸化と還元
 →平成22年度中2で学習済み
・化学変化とエネルギー
 →平成22年度中2で学習済み
【2分野】
・植物と動物の細胞の特徴
 →平成22年度中2で学習済み

●平成21年4月に中学2年生になられる方

年度 学年 授業時数
(1週間あたり
のコマ数)
追加内容
省略内容
21年度 2年 105(3) 【1分野】
なし
【2分野】
なし
【1分野】
なし
【2分野】
なし
22年度 3年 105(3) 【1分野】
・仕事とエネルギー
・(水溶液とイオン)
 水溶液の電気伝導性
 原子の成り立ちとイオン
 電極で起こる反応
【2分野】
・遺伝の規則性と遺伝子
・月の運動と見え方
【1分野】
なし
【2分野】
なし

●平成21年4月に中学3年生になられる方
年度 学年 授業時数
(1週間あたり
のコマ数)
追加内容
省略内容
21年度 3年 105(3) 【1分野】
・仕事とエネルギー
・(水溶液とイオン)
 水溶液の電気伝導性
 原子の成り立ちとイオン
 電極で起こる反応
【2分野】
・遺伝の規則性と遺伝子
・月の運動と見え方
【1分野】
なし
【2分野】
なし